樺太編が始まりました!「不死身の杉元」こと杉元佐一とアイヌの少女アシ(リ)パは、網走監獄での攻防戦の末に離ればなれになってしまいました。アシ(リ)パは「脱獄王」の白石由竹らによって樺太に連れ去られていました。彼女が持つ秘密を解けるのは彼女だけで、キロランケと尾形百之助の目的はアシ(リ)パを連れてかつての仲間である極東ロシアのパルチザンと合流することでした。一方、第七師団の鶴見中尉と手を組んだ杉元と谷垣源次郎は、アシ(リ)パを捜索するための先遣隊に志願し、月島軍曹と鯉登少尉を同行者として樺太を目指します。極寒の地で彼らの冒険が続くのです。